秋雨前線

しとしとと

劇場版ラブライブ! 私的まとめ 矢澤先輩多め

 今週月曜日レイトで劇場版ラブライブ!見てきました。あぁほんとにμ’sは終わりなんだなと思うと悲しさよりも寂しさが激しいです。そんで見てからずっとラブライブ!のことを考えているのでそのことを少しまとめておきます。個人的に2期は後半の失速感や投げたストーリーだと思っていましたが劇場版ラブライブ!を見て全部すっきりした感じがしました。後半の投げやりな感じは10話では"みんなで叶える物語"と言いたいだけの話だったり、急にμ’sは自分たちのものだけだから解散しようと言い出したりとしたけれどそれって全部劇場版での伏線でしたっと思うとすごくスッキリしました。おかげで2期が好きになりました。
 
だいたいメモみたいなまとめです。
 
 さて、劇場版ラブライブ!で特に印象に残った件ですがNY部分は特筆するほどないというかいつものμ’sだなと思いました。凛ちゃんが2期5話を経て積極的になった余計に可愛くなったまじでやばかったけど。あとAngelicAngelのエリチカエロいかわいい。まぁμ’sの思い出づくりの延長という感が大きかったです。でも
 あのNY編の存在はμ’sがたとえ離れても遠くに行ったとしてもいつでも一緒だしなにかあれば駆けつけるよということだったり。だから本当はNYじゃなくても良かったんだと思います。今まで好きなことを応援してくれる人が当たり前の用に周りにいる環境にいて、でも今回はそういう人たちは全くいなくて少し不安があるなかで自分たちだけで好きなことをやることが大事だったんじゃないかと感じた。
 
 それであの雨の中現れる女性シンガーのことですが、あの人って今までで言えば矢澤先輩のポジションだったと、でも今回は違うそれは今回の問題がμ’sを解散することの問題で今まではμ’sをどう続けるかの問題だった(練習場所がない、スクールアイドルをするための理由、第2回ラブライブ!に出るかどうか。そしてすべてで雨が降る)。μ’sを続ける問題に於いてはすべて矢澤先輩が解答を持っていたり強引に解決しようとしたからそれで良かった。でも今回はそうではなく矢澤先輩にはどっちを選択してもスクールアイドルμ’sを続けることはできないので解決策を持ち得ない。だから、今回あの女性シンガーは出てきた。あの存在はいろいろ言われてるけどいろいろ考えてμ’sという存在そのものかな(信仰されすぎて愛されすぎて付喪神化した感じです。そしてμ’sの他の誰かがいれば出てくる必要がない。)。だから劇場版では穂乃果が迷ってるときに力を貸してくれるμ’sという存在そのものが姿を変えて現れて穂乃果を導いてくことになったんじゃないかと。
 
 綺羅ツバサが現れてドライブ行く?とかダンシンダンンシンしながらドライブとか笑うしかなかったけどA-RISEがA-RISEとして続けることになってて、それは10話で綺羅ツバサが穂乃果に相談しててそれがきっかけだろうし、そして綺羅ツバサからみんなのために歌を作ってとかいう条件が出たんだと思うとμ’sはA-RISEも変えてしまったんだろうな、2期12話の唐突な心変わり見たいな感じがしたけどそういうことだったんだなと。
 
 3年後のゆきありはでましたがμ’sについては何もありませんでした(残ったアイドル研究部の存在だけでもうダメ…)。でμ’sの行く先ですがたぶん描く必要がなかったんだと思います。きっちり描かれてたと思います。
 それは「僕たちはひとつの光」でサビの部分で陣形が円だったのですが外を向いていた。今まではステージなので観客側が存在していたのでみんなで同じ方向を向いていた。けれど今回は違って皆別々の方向を向いている。僕今の歌詞のようにそれぞれの好きなことを頑張る、それぞれの道を行くということだと思うとホントに終わりなんだなって思います。けれどもμ’sはいつでもなにがあってもひとつの存在であるそれだけは変わらないそういうことを歌っているんだと感じた(ほんとに卒業ソングとしてめっちゃ良さそうだし誰か合唱曲用にアレンジすれば中高生に人気だし流行りそう)。だからにこちゃんはちゃんとアイドルになってると思えるので十分です。だからあのステージはμ’sによるμ’sのためだけにμ’sが行った最後のライブ。
 
 私が大好きな矢澤にこ先輩ですが、劇場版ラブライブ!でほんんんんんとうに救われた感がやばいわけで、今までアイドル研究部を立ち上げ数少ない仲間を集めたけれど失敗し一人であの部室を守ることになって2年間待ち続けて成り行きでμ’sという仲間に合って、2期でスクールアイドルの頂点に立って、そして劇場版だと1つ同じスクールアイドルをするたくさんの仲間に囲まれて矢澤先輩が求めてたことじゃないですか。自分と同じ志を持つ仲間に囲まれて嬉しくないわけがないじゃないですか。あと3年曲の衣装カラーリングって2期4話で矢澤先輩がスクールアイドル始めた時のカラーリングじゃないですか、てことは1年での失敗を2年越しに叶えたということですよ。そして劇場版をへて矢澤先輩がやりたかったけどできなかった2年間の過去を精算して、もう語ることは無いわと背中で語っていた(僕たちはひとつの光で穂乃果の後ろに見える矢澤先輩の背中を見てそう感じた)。
 
もう一度見たい。