秋雨前線

しとしとと

それぞれが好きなことを頑張れるなら

さて年末なので今年の総括でもと思いましたが………今年はラブライブ!の年だったわけで、まとめるようなこともないわけです。それにラブライブ!の再放送も終わったわけなのでちょっと書きたかったことを書きます。当然ラブライブ!のことですが何についてというと『START:DASH!!』です。そして9人でのμ'sとしての『START:DASH!!』です。

 

さて『START:DASH!!』はラブライブ!の13話の最後の締めの曲ですが、始まりの曲でもありますね。この曲の中で特に好きなパートがあり、そのパートとは1番Bメロ花陽→にこ→穂乃果の順で歌うところです。それぞれが歌う歌詞が花陽『明日よ変われ』、にこ『希望に変われ』、穂乃果『眩しい光に照らされて変われ』と…この3文だけで3人の立ち位置の変化を表していると思ってます。

 

  まずアニメラブライブ!で明確に「アイドルをやりたい」を書かれたのはこの三人だけだと思ってます。でその3人がBDのソロを決め、このパートを歌うんです。なにか感じ得ずにはないでしょう。まず3人のアイドルに対する気持ちはμ'sに入る前は

 

・花陽のアイドルに対する気持ちは『アイドルは憧れ』

・にこのアイドルに対する気持ちは『アイドルになる』

・穂乃果のアイドルに対する『アイドルで廃校から救う』

 

ですね。順々に話していくとまずは花陽。花陽はμ's加入前の気持ちは『アイドルは憧れ』である。引っ込み思案で声も小さい。よく言うアイドルと言うものとは対極にいるとも言える。そんな彼女がアイドルに憧れを抱くのはごく当然と思う。そしてアイドルになる努力はしたであろう。人はそう変われない。それでも彼女は穂乃果たちに出会い「スクールアイドルなら特別な才能はいらない」と言われ、さらに凛と真姫に後押しされてμ'sに加入すると。『昨日までのアイドルの憧れ』が穂乃果たちによって『アイドルであるという明日』に変わったわけです。

次ににこ。にこはμ's加入前の気持ちは、にこに関してはSIDを読む前と後でだいぶ考えが変わってしまったのですが、あくまで並行時空のお話として考えようかと思います。にっこにこにーなにこちゃんで私の推しですが彼女にとって『アイドルは夢』だと思ってる。大好きで自分もなりたいそれのために努力を一切惜しまない子だけど、機会には恵まれない子。1年からもスクールアイドルを音ノ木坂で始めようにも仲間には見放されるは、スクールアイドルとしての希望はなかったとも言える。けれど穂乃果達に会い、始めは仲間と楽しそうにやる彼女たちに羨ましがるも穂乃果たちの策にハマりスクールアイドルをやることになると。穂乃果たちによってその叶わないと思っていた夢が『アイドルになるという一つの希望』に変わったと…。

 つまり花陽とにこは特に眩しい光という『仲間』に照らされて世界が変わった2人なわけです。

 最後に2人を変えた張本人『高坂穂乃果』変えた人物があれを歌っている。そもそも穂乃果は何が変わったか。穂乃果はUTXでA-RISEを見てアイドルに一目惚れしてそれを廃校を救うをという目的に利用する。個人的にはアニメラブライブ!はμ's結成までの話というより穂乃果がμ'sが「アイドルが好き」って気づくまでの話だと思ってます。μ'sの結成自体は8話で終わってますし、それ以降はなぜアイドルをやってるかに焦点が行っていると思います。それが11話以降の話で12話でそもそも廃校はなくなるわけです。絵里も言っていたとおり廃校を救ったとしてその後の活動の目的とは?になるわけです。そして『アイドルをすることが好き』と気づくまでがあの流れなのです。穂乃果に対してはその気持ちが恋に気づくまでがアニメラブライブ!なのではと思う。

 穂乃果は最後には眩しい光に照らされて『アイドル』に恋したことを気づくのです。

 

 そんなわけであの3人が歌うあの3文が偶然か必然かわかりませんがすごくラブライブ!で3人の気持ちと一致してると思うのです。ただそれだけです。まぁ11話以降いらないとか放送当時聞いたような気もしますが、あそこは穂乃果がアイドルが好きということを気づくまでの話なのです。十分必要な話だと思っています。多分あのまま波に乗ってラブライブ!出場して優勝で終わりでも面白いかもしれないけど、普通の人ならあそこで燃え尽きるのでは?そもそも目的が達成されたので続ける必要がないですし、どちらにしろ穂乃果が動かなければμ'sは動きません。だからあれは続ける理由を書きたかったんだと思います。

 

 まぁ話これぐらいにしましょう。勢いで書いたのでぐちゃぐちゃですが言いたいことはSTART:DASH!!のあの部分が好きってことです。

 2期ではμ'sの『何』が描かれるんでしょうかね。すごく楽しみですね。